食の安全ナビ

食品偽装を防ぐ方法

食品の偽装表示が発覚した背景には、BSE問題による食肉業界の経営不振が挙げられます。
ところが、不正が見つかった事業者には、ミートホープ社のように20年以上もの間、偽装を続けていたところもあります。

表示された産地などが適正か否か、消費者には判断しにくいことを活用して、当面の利益を組織的に追い求めるという体系が成立したようです。

たくさんの食品偽装事件が、内部告発により発覚していることから、食品表示が本当に正しいか否か消費者は判断が難しく、そのことにより更に事態が深刻化しています。

それでは、食品偽装表示をなくすためには、どうしたならばよいのでしょうか?
まず、社会のしくみを回復していかなければなりません。
農林水産省などでは、すでに監視体制を強化したり、罰則を厳しくしたりする取り組みが行われています。
ところが、消費者が意識的に食品表示に注意していくことも大事です。

消費者は、表示に関して少しでも不明な点があったり、わからないことがあったりしたならば、ショップやメーカーに前向きに申し出るように心がけましょう。
それが偽装とまでいかなくても、作業の上でミスが起こり、正しく表示されていない場合も考えられます。
こんな風に、前向きに表示を気にすることで、販売者側も消費者にとって理解しやすい、適正な表示をするように努めるでしょう。

そして、食肉偽装事件においては、知名度の高い銘柄や著名な産地へ偽装する事件が目立っています。
消費者の多くが、そのようなブランド名が表示されていれば、高級でおいしく安全だ、と捉えてしまっているみたいです。
また、それが偽装されたものだと気づくことなく、食べてしまっているんです。
ブランドだけを重視せずに、できれば自分で味わって本物か判断できると良いもんです。